

こんにちは、mr-chickenです。
「法令上の制限」分野の中の「都市計画法」における重要ポイントのさわりを紹介します。参考にしていただき、目標点を取れるように勉強することをおすすめします。
1. 都市計画法とは?
1-1. 「法令上の制限」分野に存在
覚えてますか?
宅建試験が、大きく 4つの分野から出題されること。
- 権利関係(民法など)
- 宅建業法
- 法令上の制限
- 税・その他
都市計画法は、このうち「法令上の制限」の中で問われる内容です。この分野では、重要な法令になります。しっかりと勉強して確実に得点していきましょう。
では、都市計画法から何問出題されて、何点取ればよいのでしょうか。詳細は、次項で説明します。
1-2. 都市計画法の得点戦略
「法令上の制限」の分野では、全出題数 50問のうち、8問出題されます。目標点について、私は 6点を目指すことをおすすめしています。ここから「都市計画法」での得点戦略が見えてきます。
都市計画法は、この 8問のうちから 2問出題されます。重要な法令、つまり重点的に勉強する必要がある、ということがお分かりいただけるのではないでしょうか。
目標としては、2問中 1問を得点するということになります。ただ、考え方としては、1点を取りにいくというよりは、2点を取りにいって、最低 1点を確実に取るというところかと思います。
2. 都市計画法の攻略
2-1. 押さえておきたい項目
押さえておきたい項目を挙げてみました。安定して得点できるように、これらの各項目は一通り勉強するとよいと思います。各項目の詳細については、別の記事で取り上げたいと思います。
- 用途地域
第1種低層住居専用地域、商業地域、工業地域などの分類がある - それ以外の主な地域地区
高度地区、防火地域や準防火地域などなどの分類がある - 都市計画制限
都市計画事業を行う際の制限が存在している - 開発許可制度
開発行為の許可制度が存在している
2-2. 整理して暗記する項目
最低限暗記しておくとよい項目を挙げてみました。数字部分や細かいところで混同してしまう内容もありますので、しっかりと整理してから覚えるとよいと思います。こちらも詳細については、別の記事で取り上げたいと思います。
- 用途地域の種類と内容
13種類あるので、それぞれの特徴と併せて覚える - 地区計画の区域での制限
届出制や許可制があるので整理が必要 - 許可不要の開発行為
開発行為の定義を前提に、許可不要となる開発行為を覚える
区域ごとの開発行為の面積の整理も必要 - 開発許可の申請の手続きの流れ
手続きの流れを把握する - 建築行為等の制限
開発許可を受けた開発区域内や、市街化調整区域内の開発許可を受けた開発区域以外での減築行為等の制限についての整理が必要
3. まとめ
最後までお読みいただきありがとうございました。
「法令上の制限」分野の中で、重要な位置を占める「都市計画法」。
都市計画法の勉強内容としては、用途地域のような分類、手続きの流れ、開発行為における制限の内容把握などと多岐にわたります。試験で問われる重要ポイントを押さえておくことが大切です。それらを整理して暗記することを心掛けて勉強することで、目標点を取ることができるのではないでしょうか。