

こんにちは、mr-chickenです。
宅建試験の受験をお考えの方は、気になることかと思います。受験資格はどうなっているのかということを。また、私が受験した令和4年度の試験結果における、合格者の年代についても紹介したいと思います。宅建試験の受験を検討するにあたり、一つの参考にしていただければと思います。
1. 宅建試験の概要
1-1. 宅建試験の受験資格
資格試験の中には、試験を受けるための条件が存在することもあります。いざチャレンジしようと思っても、そこで制限にかかってしまっては受験することができません。では、宅建試験の受験資格はどのようになっているのでしょうか。
「(一財)不動産適正取引推進機構」のサイトにて、以下の通り記載されています。
受験資格
日本国内に居住する方であれば、年齢、学歴等に関係なく、誰でも受験できます。※合格後、資格登録に当たっては、一定の条件(宅建業法第18条)があります。
出典:一般財団法人 不動産適正取引推進機構「宅建試験の概要」(出典元)
安心してください。年齢や学歴等に関係なく受験できることとなっています。合格するという決意があれば、挑戦できる試験になっています。
1-2. 宅建試験の合格者年齢
宅建試験の受験資格に年齢の制限がないことがわかりました。とは言っても、ある程度の記憶力がないと難しいと思われます。私も記憶力が低下する中で、けっこう苦労しました。では、実際の合格者の最少・最長年齢はどのようになっているのでしょうか。
令和4年度の試験での最年少合格者は、13歳となっています。最年長合格者は、84歳となっています。
すごいと思いませんか?私だったら、13歳の時にそもそも宅建試験の存在を知りませんでした。どう勉強していいのかもわからないと思います。また、84歳になった時のことを想像すると、記憶力がまず無理だろうなぁと思います。今でも、記憶力が落ちてきていることがわかっていますので。
このような結果を見ても、年齢による受験資格のない開かれた試験ですばらしいと思います。チャレンジする気持ちがあれば、受験することができるのです。
1-3. 宅建試験の合格者年齢分布
合格者の年齢分布はどのようになっているのでしょうか。令和4年度の試験結果について、「(一財)不動産適正取引推進機構」のデータでは以下の通りとなっています。
区 分 | 申込者 | 受験者 | 合格者 | 合格率 | 備 考 |
---|---|---|---|---|---|
全 体 | 283,856 | 226,048 | 38,525 | 17% | |
一般受験者 | 231,005 | 179,048 | 30,374 | 17% | |
登録講習修了者 | 52,851 | 47,000 | 8,151 | 17.3% | |
平均年齢 | 37 | 37 | 36.5 | ─ | |
20歳未満 | 5,990 | 5,078 | 475 | 9.4% | 最年少:13歳・女 |
20代 | 96,359 | 76,745 | 13,411 | 17.5% | |
30代 | 69,761 | 54,956 | 10,245 | 18.6% | |
40代 | 57,226 | 45,304 | 7,648 | 16.9% | |
50代 | 40,753 | 32,731 | 5,140 | 15.7% | |
60歳以上 | 13,767 | 11,234 | 1,606 | 14.3% | 最年長:84歳・男 |
私を含めた40代以上の世代に比べて、30代以下の若い世代の方が合格率が高くなっております。私の経験を踏まえるとやはり記憶力が影響しているのではないでしょうか。覚えることがたくさんありますので、若い世代の方が吸収がよいのかもしれません。もちろん、それだけではないと思いますが。
このことからわかるように、宅建に挑戦しようと思っている方は、できるだけ早めに行動されるのがよいかと思われます。記憶力の問題もそうですが、時間をかけた方が勉強内容がより定着しやすくなると思っております。
ちなみに、勉強スケジュールの立て方などについては、以下の記事を参考にしてみてください。
2. まとめ
宅建試験の受験資格について紹介しました。年齢制限がないため、いつでも受験することが可能です。ただ、逆にここが落とし穴だったりします。いつでも受験できるから、もう少し先に受験することにしてもいいかなぁ、などと思わないでください。受験を考えている方は、早めに行動されることをおすすめします。
試験に対するモチベーションがかわってきますし、記憶力が低下する前に受験される方が有利だと思われますので。受験を検討される方は、受験経験を踏まえて宅建試験に合格するための情報を発信していますので、他の記事も参考にしていただければと思います。私は、1度失敗していますので、みなさまはそうならないためにも準備万端でのぞんでいただければと思います。