

こんにちは、mr-chickenです。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。宅建試験まで残り 1ヶ月となりました。順調な方、そうでない方、それぞれ不安があると思います。
直前期の勉強方法はどうすればよいのかという悩みについて、答えたいと思います。普段の勉強方法と通じるものがありますので、気になる方は確認してみてください。
1. 試験の直前という時期
1-1. 試験直前期の状況は?
この記事を書いている今日は9月21日です。早いもので試験まで残り1ヶ月ほどとなりました。
私が受験した頃を思い出してみました。試験の申込みは夏頃ですので、申込から試験まで数カ月ある状況でした。そのくらい期間があると試験を受けるという実感がほとんどありませんでした。しかし、今の時期は試験まで1ヶ月という状況でしたので、受験するということが現実味を帯びていました。不思議と緊張感も見え隠れするような状態だったことを思い出します。
自身の勉強状況とこの試験直前期の状況を照らし合わせると、不安な気持ちになっていました。この状況で(勉強の習熟度)、果たして合格できるのだろうかと。残念ながら1度目の受験では、その不安通りの結果となりました。2度目の受験の際は、その教訓を活かして対策をしましたので、その時の経験をもとに直前期の勉強方法についてお伝えできればと思います。
1-2. 試験直前期の理想と現実
以前、受験に際して、勉強スケジュールを立てることが重要というお話をしました。念のため、勉強スケジュールの立て方をお知りになりたい方は、下記の記事を参考にしてみてください。
自身で立てた勉強スケジュールをこなして、勉強できていれば力もついてきていると思います。私の場合は、途中でスケジュールの見直しを図りつつ、勉強していた状況になります。しかも、そのスケジュールの見直しは、ノルマをこなせず勉強が遅れていくというような状況でしたので、それに合わせる形の変更でした。
理想としては、最低限のノルマをこなしつつ、プラスアルファで応用的な勉強もして死角をなくす勉強ができればと思っています。しかし、現実は甘くなく、最低限のノルマの壁が高くそびえたっている状況でした。今思えば、そのようなこともわかりますが、当時の私にはそこまで深刻に考えていなかったというのも事実です。
2. 直前期の勉強を考える
2-1. 直前期の状況
直前期の勉強状況は、人それぞれ異なると思います。私の1度目の受験のように、勉強不足の状況の方もいれば、スケジュール通りやそれ以上の到達度の方もいらっしゃるかと思います。
ここでは、当初立てた勉強スケジュール通りに勉強してきた場合に、直前期はどのような勉強をするのかという観点でお話ししたいと思います。
2-2. 直前期の勉強方法
直前期ともなると、試験本番や試験問題そのものについて考えることもあるのではないでしょうか。どのような問題が出るのだろうか、この勉強で合格するための力はついているのだろうか、などと。
ただ、ここで忘れないでもらいたいのが、継続するという勉強方法です。今までやってきた勉強方法をぶらさずに試験本番まで続けることが重要です。先のような不安から、別の問題集に手を出して1日のノルマを極端に増やしたり、権利関係(民法)の分野で今までやってこなかった内容の勉強を始めたりなどというようなことはしないようにしてください。
1日のノルマを増やすことで、消化不良を起こして、それまで達成できていたスケジュールがこなせなくなり、不安が増していくことにつながります。また、権利関係(民法)の分野は習得するのに時間がかかります。直前期に手を出してどうこうできる相手ではありません。そこに時間を使うことで、今まで習得していた内容が不安定になり、解ける問題も解けなくなる可能性があります。
直前期だからといって勉強方法を変える必要はないと思います。直前期以前からの日々の勉強の中で、取り組んでもらいたいことがあります。各問題の関連知識も吸収するということです。具体的な内容は、過去に紹介した「勉強方法」の記事を参考にしてみてください。
これだけでは、直前期の勉強方法は特別なことはないと言ったにすぎません。そこで、そのほかに重要なことを一つお伝えします。例えば、35条書面の記載内容や法令上の制限で出てくる数字がからむ内容などの暗記を強化するということです。過去問を解いている時に繰り返し解いていることで、なんとなく入っている知識で解けているので問題ないと思われがちなことがあります。しかし、ちょっと観点をずらして問われると解けなかったりします。
その対策として、暗記すべき内容を整理して、試験まで毎日のように確認することで確実な知識として蓄えることができます。直前期という試験まで短期間の時期だからこそ継続できる勉強方法です。これが試験本番で活きてきます。
3. まとめ
最後までお読みいただきありがとうございました。
直前期の勉強方法について紹介しました。結論として、勉強方法は変えないということと短期集中での暗記をするということでした。基本的なスタンスとして、普段の勉強から必要なことに取り組んでいれば、直前期に特別なことをする必要はないと思います。
自分の信じてきたことを継続して行う、これに尽きると思います。ここまでやってこれたのですから、試験までの残り 1ヶ月も同じように進んでいけると思います。みなさまが無事に合格されることを願いつつしめたいと思います。残り 1ヶ月間も自分を信じて継続してください。