宅建の勉強の順番を考えていますか?合格のためには重要です

mr-chicken
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こんにちは、mr-chickenです。

宅建試験を受けようと考えている方は、どのように勉強しようかと考えることでしょう。その中で、勉強する順番について意識していますでしょうか。

宅建試験は、大きく4つの分野から出題されます。それぞれの分野の特徴が異なってきます。合格するためには、この各分野をどのような順番で勉強するかということも重要となってきます。その順番について、経験を踏まえて紹介したいと思います。

1. 宅建の勉強の準備

1-1. 勉強を始めるにあたり

宅建試験は、大きく4つの分野から出題されます。では、各分野について、どの順番で勉強をすればよいのでしょうか。ここでは、勉強方法が決まっていることを前提にお話をします。まだ勉強方法が分からないという方や、勉強方法について確認したいという方は、下記の記事を参考にしてみてください。

2. 宅建勉強の順番

2-1. 勉強はどこから手をつける?

宅建試験は、下記の通り、大きく4つの分野から出題されます。間違っても、1 から順番に過去問を解こうと思わないでください。

  1. 権利関係(民法など)(14問)
  2. 宅建業法(20問)
  3. 法令上の制限(8問)
  4. 税・その他(8問)

宅建試験を初めて受験する方などは、まっさらな気持ちで、1 から順番に手を付けたくなることは理解できます。

ただ、4つの分野は、それぞれ難易度も違いますし、出題数も異なります。限られた時間の中で、効率よく合格に必要な得点を取るためには、計画立てて勉強することが大切です。

特に重要なことが、「1. 権利関係(民法など)」では、民法を全部理解しようとはしないということです(民法が得意な方は、この限りにありません)。この分野では、合格に必要な最低限の得点を取るということが得策です。そのことを前提に、勉強の順番についても考えたいと思います。具体的な順番については、次項で見ていきたいと思います。

2-2. 勉強する順番

勉強をする順番は、ズバリ、下記の通りです。

分野ごとの勉強の順番
  • 2. 宅建業法

  • 3. 法令上の制限
  • 4. 税・その他
  • 1. 権利関係(民法など)

一つ一つ順番に説明します。

まず、「2. 宅建業法」から最初に勉強します。

その理由は、出題数も多く他の分野と比べると難易度が低めだからです。さらに、この分野を得意分野にすることが宅建合格には必須だからです。最初に時間をかけて勉強し、知識を身に付けるのがよいと思います。


次に、「3. 法令上の制限」となります。

主要な法令から出題され、その法令ごとに知識を固める必要があります。いくつか法令がありますので、その知識整理のために時間を要します。この分野の中で、他の法令と似たような数字などが出てきたりして、知識を混同しやすいです。最初のうちは、法令間で知識がこんがりますが、勉強していくうちに整理されます。そうなれば、そこまで難しい内容ではないということがわかるのではないかと思います。


その次が、「4. 税・その他」になります。

この分野は、理解しやすいテーマと、そうでないテーマが分かれていると思います。他の分野と比べるとボリュームが少なくなっています。そのようなことからも、この順番に持ってきています。ただ、理解しやすいテーマについては、確実に得点できるように知識を身に付けるとが重要です。


最後は、「1. 権利関係(民法など)」です。

この分野はくせ者です。ここに時間を取られて、他の分野の勉強が疎かになると合格が遠のきます。他の分野において、知識を固めることを優先します。そして、この分野では、最低限の得点を挙げることに重点を置きます。民法は範囲が広く難易度も高めですので、それ以外の法律からマスターするのがよいと思います。

3. まとめ

宅建試験の勉強の順番について、分野別に紹介しました。もちろん、この通りやらなければいけないわけではありません。2度受験を経験して得たことを基に、この順番が合格するために最適ではないかという思いでこのように考えました。

勉強方法や今回紹介した勉強の順番について、いろいろなやり方があると思います。人によって合う合わないということもあるかと思います。一つの参考として、こういう考え方もあるということを知っておいていただければと思います。みなさん自身のやり方を見付けて、宅建に合格されることを応援しています。

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