

宅建試験の試験当日の流れについて考えますでしょうか。私は、試験に影響させないために、事前に当日の動きを考えていました。もし、不安な方などいらっしゃれば、一緒に確認しましょう。
1. 宅建試験の概要
1-1. 試験日
勉強スケジュールを立てて、既に勉強を始めていることかと思います。もう既に確認していることと思いますが、宅建試験の試験日を念のためご紹介します。
「(一財)不動産適正取引推進機構」のサイトにて以下の通り、記載されています。
試験実施の概要
出典:一般財団法人 不動産適正取引推進機構「宅建試験の概要」(出典元)
試験日
毎年1回、10月の第3日曜日に、次の時間で実施します。
・午後1時~午後3時(2時間)
※ただし、登録講習修了者は、午後1時10分~午後3時(1時間50分)
ちなみに、令和6年度の試験日時について、下記の通り公表されています。
試験日時
出典:一般財団法人 不動産適正取引推進機構「宅建試験のスケジュール」(出典元)
令和6年10月20日(日)13時から15時まで(2時間)
登録講習修了者は、13時10分から15時まで(1時間50分)。
※ 当日は、受験に際しての注意事項の説明がありますので、12時30分(登録講習修了者は12時40分)までに自席に着席してください。
※ 試験時間中の途中退出はできません。 途中退出した場合は棄権又は不正受験とみなし、採点しません。
1-2. 試験日の動きを考える
試験までの勉強スケジュールは立てていることかと思いますが、試験当日のスケジュールについて考えていますでしょうか。当日予期せぬことが起こった時も慌てずに対処できるように、試験当日の流れをあらかじめ考えておくのがよいと思います。次項で、その流れについて紹介したいと思います。
2. 試験当日の流れ
2-1. 試験当日の動き
試験当日は下記の流れで動くことになると思います。試験当日までに、動きをシミュレーションしておくのが安心かと思います。
- 家を出る
早めに家を出ることを心掛けるとよいと思います。時間が押すとどうしても慌ててしまいますので、動揺が試験に影響するかもしれません。
- 昼食タイム
早めに現地入りして、昼食をとります。お腹がすいていては、試験に集中できません。
- 試験会場の部屋に入る
試験会場へは早めに到着して、受験する部屋の場所を確認するとよいと思います。そして、遅くとも12時30分までに入室する必要があります。
- 試験本番
午後1時~午後3時(2時間)
勉強の成果を発揮する時間です。 - 試験会場を後にする
試験終了後は、まっすぐ帰宅しましょう。試験は、家に帰るまでが試験です。いや、それ以上のことがあります。次です。
- 自己採点
予備校などで早いところでは、みなさんが家に着くころには、解答速報が出ているのではないでしょうか。宅建試験は相対評価のため、その時点では結果がわかりません。合格発表を待つしかありません。
先ほど紹介した通り、試験は13時からです。注意事項の説明がありますので、12時30分までに着席するように案内があります。遅くとも12時30分までに受験する部屋へ入出する必要があります。
多くの方は、試験会場まで電車などで移動されるのではないかと思います。ちょうど昼食の時間とかぶっています。ここで生じるのが、昼食をどうするのかという問題であります。
私の場合は、試験会場の近辺で昼食をとる戦略のため、昼食時間を加味して早めに現地入りしていました。昼食の時間を確保することは、電車遅延など不測の事態に備えて、早めに現地入りするためにちょうどよかったと思います。具体的には、着席時間の1時間ぐらい前の11時30分ごろに現地入りしていました。早めに着くことで慌てずにすみます。(ちなみに、私はお腹が弱いので、できるだけ刺激のないメニューにしていました)
試験終了後は、自己採点までするのがよいと思います。ただ、宅建試験は相対評価のため、結果がその場ではわかりません。合格発表まで、モヤモヤする方が大半かもしれませんが、結果がおおよそ見当のつくかたは、次にどうするかを考える時間が持てると思います。
2-2. 注意事項
試験中に便意を催すと大変ですので、注意事項の説明がある12時30分の直前にトイレをすませておくのがよいと思います。
もし、万が一遅刻してしまった場合はどうしましょうか。その場合でも慌ててはいけません。試験会場に「相談係」を設けているようですので、申し出てから試験室へ向かうようにしましょう。ただし、試験会場入り口に、13時30分を過ぎて到着した遅刻者は入室できませんので、お気を付けください。
2-3. 試験が終わったら
お疲れさまでした。ここまできたら、人事を尽くして天命を待つといったところでしょうか。
自己採点まで終わったら、ゆっくり休むなどすきにお過ごしください。試験までの勉強期間中に制限していたことなどがあれば、そちらを解放するのがよいでしょう。
3. まとめ
最後までお読みいただきありがとうございました。
試験日が近づいてくると考えることになる「試験当日の流れ」について、紹介しました。
不測の事態などで予定していたスケジュールがくるうと焦ります。試験にわるい影響を与えるので、それを避けるため、当日のスケジュールは余裕をもって行動できるように事前に立てていました。不安な方は参考にしていただければと思います。